最強の組織をつくる「５Ｓ」のススメ　〜「ダメなものは、ダメ！」と言える経営者を目指せ！〜

著者：戸敷進一（株式会社経営改善支援センター　代表）
製本・ページ：四六判並製　２００頁
出版：現代書林



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本書は企業組織がどのように物事を考え、どのように変化させていかなければならないかについて、著者の経験を基に中小零細企業経営者や後継者に向けて書いたビジネス書です。
「5S活動」とは、「整理・整頓・清掃・清潔・躾」という5つの要素のことです。
この5S活動は、手順を踏んで組織に落とし込むと、組織に大きな変化が起こります。
何よりも、5S活動は理念ではなく実践活動なので「目に見える変化」をもたらします。
目に見えるので、組織から曖昧さや抽象的な言葉が消え、それによって自社の利益が明確になり、結果として以前とはまったく違う新しい組織に生まれ変わることができます。
第1部が「必要編」です
組織で起こっているさまざまな課題と、課題の考え方についてまとめています。
そのなかで、なぜ５S活動が組織の課題突破へ向けて有効なのかをお伝えします。
また５S活動に取り組む際の「中小企業の組織の特性」を時代背景の変遷を踏まえながら、準備する必要があります。

第2部が「実践編」です。
実際に5S活動に取り組む手順と注意点をまとめました。
５S活動が継続できない多くの理由は、この手順を無視したことに有ります。
５S活動は「点の動き」ではありません。
目的設定からチーム編成、キックオフからはじまり、整理から始まる５S活動の手順についてまとめています。

第3部が「育成編」です。
多くの組織が取り組みのプロセスを通じて、「人が育った」と感じております。
なぜ５S活動が人材育成の側面があるのか。
その繋がりをまとめました。

最後の第４部は「経営者と経営幹部のための９つのコラム」として、わたし独自の組織論についてコラムの形でまとめました。


経営者や経営幹部は、組織の存続のために大声で叫ばなければなりません。「ダメなものは、ダメ！」と。